写真を撮る時に構図よりも先に決めておきたい、意識しておきたいこと後編。

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どうも、こんにちは、青森の家族ロケフォト「あおぞらフォト」のタッキーあいずです。

来てますよねー、スギ花粉ちゃん。

200枚のティッシュが1日でなくなる季節。

PC作業もなかなか進まないけど、なんとかブログを更新できました。

 

さて、
今回の「ママパパカメラマンに役に立つかもしれないブログ」記事は、
「写真を撮る時に構図よりも先に決めておきたい、意識しておきたいこと後編」です。

前編はこちら。

↓前回までの4記事はこちら↓

子供写真を今よりさらに上手く撮る方法【構図編その1】(アングル)

子供写真を今よりさらに上手く撮る方法【構図編その2】(三分割構図)

子供写真を今よりさらに上手く撮る方法【構図編その3】(日の丸構図)

写真を撮る時に構図よりも先に決めておきたい、意識しておきたいこと前編。

 

ちょっと前回のおさらいな感じで同じこと載せときますね。

タイトル通り、先に決めておきたい、意識しておきたいことは、

「光の向き」

 

順光:カメラマンが太陽を背にして撮る(被写体の前方から光が当たっている)
逆光:カメラマンが太陽に向かって撮る(被写体の後方から光があたっている)

※太陽はファインダーを通しても見てはいけません。

図に合わせて「太陽」と書きましたけど、つまり光です。
日中室内なら窓から入ってくる光です。

順光には順光の良い点(力強い、鮮やか)がありますし、
逆光には逆光の良い点(優しそう、フンワリ)があります。

では実際の写真で見てみましょう。

まずは【順光】

↑やっと見つけた順光の写真です。

青空が鮮やかな青で写ってますね。…そんな鮮やかでもないか…。

【順光】はこの鮮やかさを出しやすい光の向きです。

↑こちらも【順光】

眩しそうですよね。コレが【順光】の良い所だと思ってます。

眩しくて目が細くなるのでNGと紹介する場合もあると思いますが、
コレはコレで私は好きです。

「第○○回 眩しい顔はNGだよ!子供顔写真選手権」に出すのであればNGですけど、
眩しい顔もいいですよね。

太陽がほぼ真上にある場合の【トップライト】(図には載せてません)で人物の顔を撮った場合は、
目や頬の下に影が出来ます。

コレもあまり良くないとご紹介する場合もあると思いますが、
「太陽が真上にあった時間の写真」とすぐにわかる写真になります。

真夏であれば暑い昼の写真。眩しい顔とあわせてその時の状況を思い出すための良い写真になると私は思っています。

こんな感じ↓

では次は【逆光】

比較のためにさっきの【順光】も一緒に。上が【逆光】です。

ほぼ同じ時間帯の同じ神社内での写真です。

【逆光】の方は青空ではないですね。でも青空でした。

【逆光】の場合、人物が暗くなりやすいのでその分明るい設定にして撮ってます。

人物が明るくなった分、そのまま空も明るく撮れちゃいますので、
明るすぎて白く写っちゃってるんです。

【逆光】でも青空は撮れます。

↑コレは【逆光】というより【半逆光】ですけど、
青空が写ってます。

【逆光】は明と暗が強調されて撮れるといいますが、この写真だとはっきりわからないかも…。

青空を青で写したかったので青空が見えるようなくらいの明るさで撮りました。

結果、人物が暗めになってるんですね。

コレも人物を明るく撮ろうと明るい設定にすると空が白く写ります。

ではさらに【逆光】を4枚。

逆光の良い点「優しそう、フンワリ感」が出てないでしょうか?

さらに【逆光】だとこんな風に髪の毛がキラキラとキレイに写ります。

この時も人物が暗くなりがちなので、カメラの設定は明るめに撮れるようにしてます。

もうひとつ大事な事↓

【順光】【半順光】【サイド光】の場合、
 目に光が入るという事。

↑向こう側に窓がありますが、カメラマン(私)のすぐ後ろにも大きな窓があり【順光】になってます。
女の子の目に光が入ってますね。窓からの光が目に入ってます。

↑コレは左側に大きな窓がありそこから光【サイド光】が入ってきています。
こちらも目に光がはっきり入ってます。キャッチライトっていいます。

目に光が入るとイキイキした感じになりませんか?
いわゆる少女マンガのアレですね。

比較のために【逆光】の写真も

逆光だと目にはっきりと光が写りづらいですが、

まあ、被写体がいいので、

全く関係なくかわいいわけですよ。

【まとめ】

それぞれの光の向きを意識してどんな風に撮りたいかを考えて自分が動いて撮ってみてください。
構図はその後。
動けない(被写体も動かせない)場合はその光の向きを活かして撮ってみましょう。

順光の良い点(力強い、鮮やか)を活かして、
逆光の良い点(優しそう、フンワリ感)を活かして撮ってみましょう。

簡単にいうと「どっちにしろ、子供はかわいいからどっちでも撮りましょう。」です。

強めの【逆光】の時は人物を暗いまま、明暗を活かしてシルエットで撮ってもいいと思います。

 今回の【光の向き】という点ではちょっと違いますけど、
日中室内なら窓に近い所で撮ると明るさもありキレイに撮れることが多くなります。
その際、レースなどの薄いカーテンをしてみると柔らかい光になりますよ。

今回はここまで。

ありがとうございます。

あおぞらフォト タッキーあいず

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