撮った写真はピント合ってるのにファインダーでは合ってない?!時に確認して欲しいコト。

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どうも、こんにちは、青森の家族ロケフォト「あおぞらフォト」のタッキーあいずです。

青森もついにソメイヨシノが開花です。
青森の弘前(ひろさき)市には弘前公園という弘前城と桜が一緒に見られる公園があります。

昼間もキレイですが夜桜もサイコーです。夜桜は冬仕様の防寒着が必要です。

是非1度お越しください。激混みですけど。

さて、今日の「ママパパカメラマンに役に立つかもしれないブログ」は、
「撮った写真はピント合ってるのにファインダーでは合ってない?!時に確認して欲しいコト」です。

【朝に、困った助けてメッセージが届く】

アレは1年前。
キヤノンのデジタル1眼レフカメラを使ってるお客さんであり友人でもある方からこんなメッセージが来ました。

友人「ウチの持ってる、18-200mmのレンズ 何もしてないんだけど、ピント合わせても、ぼやけてるようになっちゃったんだけど、簡単に直らないのかな? 写すと、ちゃんとピントは合ってるんだけど、ファインダーから覗くと少しぼやけてるんです(^_^;)」

キター!って思いました。
だって、解決方法がすぐにわかりましたし、この時の少し前にちょうどFacebookにUPしようとしてたコトだったので。

でも念のため、というか、ちょっともったいぶって、

「他のレンズではその症状は出ない?」と返信しました。

すると、

友人「大変です!レンズ変えても(単焦点50mm)同じでした! カメラ側が悪いってこと? ヤバイぉ~、助けて!(T-T)」

大成功です。その反応、待ってました。

私「そのままレンズ付けたまま、ファインダー覗いて、 ファインダーすぐ横にある小さいツマミを回してみて。 AFポイントの点がハッキリするところまでどっちかに回してみて。 それで改善しなければまた考える。」

「また考える」なんて言ってますが、もうコレで直ると確信してます。
正直に言うとコレで直らなかったら何が悪いのかすぐにわかりません。。。

…2分後

友人「直った!!爆) こんなトコにツマミあったの知らなかった(笑)」
と返信がきました。

という実際のやり取りがありました。メッセージのやり取りはほぼ原文まま。
友人からは快諾もらって載せてます。

ってコトで、
もうやり方書いちゃったんで良いんでしょうけど、
もうちょい詳しく、写真も載せながらやり方を載せときます。

【視度調整の仕方】

上記の様な症状の場合、「視度調整」をしていただくと直ります。直らなかったら故障かも。。。

「視度調整」とはメガネの度数を合わせるみたいな感じでしょうか?

ファインダー(覗くトコロね)の付いているデジタル1眼レフカメラやミラーレスカメラだとほぼ全機種で調整可能かと思います。
コンパクトデジカメでもファインダーが付いていれば調整できる機種もあります。

↑写真はキヤノンのEOS 6Dです。
視度調整が出来る機種ならファインダーのすぐ近くにこんなツマミ(ダイヤル)があります。

【視度調整方法その1】

※キヤノン EOS 6Dを例にしています。
※追記 この方法は説明書に載っている方法です。
※追記 この方法以外で簡単かつ完全に視度調整出来る方法があれば知りたいです。

1.カメラにレンズを取り付けた状態で、レンズをMF(マニュアルフォーカス)にする。(必要ならカメラの電源を入れてください)

2.レンズキャップを外しファインダーを覗きながら白い壁や白い物にレンズを向け
てレンズのピントリングを回してピントを外す(ボケさせる)。
ズームレンズならズームじゃない方を回します。それがピントリングです。
∞マークの方まで回してしまえばOKです。

3.ファインダー内の黒いAF点(枠)を見ながら、視度調整ツマミをどちらかに回す。下図では水色の四角がAF点。↓下図はキヤノン EOS 6Dの例です。

4.AF点(枠)がハッキリ見える所で止める。
この時、「この辺かな?」ってトコをまずは通り過ぎて、また戻してを繰り返して1番ハッキリ見えるトコロを探してください。

5.普段AF(オートフォーカス)で使用ならAFに戻しておく。

6.実際に撮ってみてピントが合ってるのを確認。

白い壁や白い物は黒いAF点を見やすくするためですのでなんでもOKです。

※追記 コレは説明書に載っている方法です。

【視度調整方法その2】

ほぼ同じやり方ですが、ファインダーを覗いた時に見えるデジタル表示でも視度調整が可能です。

1.電源を入れファインダーを覗くとデジタル表示が見えます。見えても数秒で消える場合もありますのでその際にはシャッターボタンを半押しで再表示されます。


↑EOS 6Dのファインダー表示

2.ファインダー表示を見ながら、視度調整ツマミをどちらかに回して、ハッキリ見える所で止める。
この時、「この辺かな?」ってトコをまずは通り過ぎて、また戻してを繰り返して1番ハッキリ見えるトコロを探してください。
数秒でまた消える場合があるのでシャッター半押し等で再表示させてください。

3.実際に撮ってみてピントが合ってるのを確認。

※キヤノンのEOS 6Dの(私の持っている)説明書にはこの方法は書かれておらず、【視度調整方法その1】の方法しか書かれていません。
※追記 この方法でもAFしか使わないのであればさほど問題はないと思われます。
マニュアルフォーカスだと少しズレが出てくるかもしれません。

※その1もその2でもカメラを落とさないようにしっかりとカメラを持って調整してください。
可能であればカメラをテーブル等に置いての調整でもいいと思います。

 

【最後に】

こちらの視度調整はカメラを買ったらすぐにやって欲しいコトでもあります。

焦りますよね。「カメラ?レンズ?が壊れてる!」ってなっちゃいますよね。

新品時なら「こんなものなのかな?」で終わってるかもしれません。

1度調整すれば結構大丈夫ですが、バッグに入れてる時や何かのはずみでツマミが回ってしまうコトもありますので、
「アレ?ファインダーの見え方が変??」って気付いたら調整してみてください。

色々方法はあるようですので、紹介した2つの方法が1番良いと言うわけではありませんし(どの場合でも視度調整ツマミを回すのは一緒)、
眼の状態によってはコレでも改善しない場合があります。

最大限ツマミを回してもハッキリ見えるトコロがない場合は、
カメラメーカーに別売りで「視度補正レンズ」がある場合があります。

ちなみにですけど、
↓ファインダー表示の1番右の数字は何を表しているかご存知でしょうか?

↑キヤノン EOS 6Dのファインダーだと1番右の数字。この写真だと〔14〕です。

この数字は「連続撮影可能枚数」の目安です。

簡単に言うと、
連写モードにしてシャッター押しっぱなしで何枚まで撮れるか?ってコト。

その時の撮影サイズの大きさなどによって可能枚数は変わります。

連写をする方は少し気にしてもいいと思います。

 

はい、今回はここまで。

次回は、
「デジタル写真はPCの中でもDVD-Rでも一瞬で消えてしまうかも!」か、まったく違うなんかです。

あおぞらフォト タッキーあいず

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