レンズ買ったらまずは付けて欲しいレンズ保護フィルターとレンズフードのお話し

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どうも、こんにちは、青森の家族ロケフォト「あおぞらフォト」のタッキーあいずです。

さて、今日の「ママパパカメラマンに役に立つかもしれないブログ」は、
「レンズ買ったらまずは付けて欲しいレンズ保護フィルターとレンズフードのお話し」です。

デジタル1眼レフカメラは、
色々レンズを交換して撮れるのが1番(多分)の魅力。

アップでお子さんの顔を撮ったり、
運動会で離れた所から望遠レンズで撮ったり、
その用途でレンズを使い分けるのも楽しみのひとつ。

で、
レンズを買っても、ズームレンズキットを買っても付属して来ないのが「レンズ保護フィルター」

「レンズ保護フィルター」はこんなヤツ↓

↑透明で見えませんがこの黒枠に硝子レンズがはまってます。下側にはネジが切ってあります。

コレをレンズの先のネジを切ってる部分に取り付けます↓

↑このレンズだとシルバーの部分に取り付けます。

で、
なぜ買ったらまず付けて欲しいかと言うと、
理由は何個かあります。

【レンズ買ったらまずは保護フィルター付けて欲しい理由】

1.子供が触る。

小さい子はほぼ100パーセントレンズの硝子面に触ります。
ちょっとやそっとじゃレンズの硝子面に傷は付かないんでしょうけど、
保護フィルターを付けておけばそれも気になりません。
また、がっつり指紋が付いた時に拭く時間がない時は保護フィルターを外して撮っちゃえばOKです。

2.ワンコが鼻を付ける。

ワンコの中にはレンズを嫌って(ワンコじゃないのでホントの理由は不明)レンズを全く見ないコもいますが、結構レンズに向かって突っ込んでくるコも多いです。
コレも拭けばいいだけなんですけど、がっつり鼻紋が付いちゃったけど拭く時間がない時は外して撮っちゃえばOKです。

3.レンズをぶつけた時にレンズを守ってくれる。

コレは自分はまだ経験はないんですけど、レンズ保護フィルターを付けてたコトで「保護フィルターは割れたけどレンズの硝子面はなんともなかった」と言うのを聞きます。
レンズの硝子面が割れちゃうとメーカー修理なんでしょうけど、結構お金掛かっちゃうみたいですので、その予防策のひとつとして付けておきましょう。
※ぶつけた時や落とした際にダメージがないように見える場合ほど、見えない中の部分にダメージがある場合があるようですので、「モーターの音が大きいな」「オートフォーカスが遅いな」などの症状があればメーカーに問い合わせましょう。

【じゃあ何を買えばいいの?】

コレは好きなの買って付ければいいんですけど、
自分が実際に使ってるのを何個かご紹介します。

1.MARUMI製 DHG スーパーレンズプロテクト

値段が手頃で汚れも付きにくく、水も弾くレンズ保護フィルターです。
汚れが付いても取れやすいです。
取り付け取り外しがしやすいように枠にはローレット(ギザギザ)が付いてます。

2.MARUMI製 EXUS(エグザス) レンズプロテクト

コレはMARUMI製のお高い保護フィルターです。
汚れも付きにくく、水も弾き、静電気も防止してくれるのでホコリも付きにくい。
こちらもローレット付き。

3.ハクバ製 XC-PRO エクストリーム レンズガード


名前がスゴイ。エクストリーム!
こちらは買ったばかりなのでまだ良くわかりません。
メーカーによると、
「水滴や汚れが付着しにくく、付着した場合でも容易に拭き取り可能。過酷な環境下でもガラス面を常にクリアに保つことができます。」だそうです。

先に紹介したEXUSと同じ位の性能がある(?)のに価格は結構お手頃。

赤い文字が気にならなければいいと思います。

レンズにはレンズのデザインがあるので保護フィルターはシンプルな外観にして欲しいんですけど、メーカーとしては目立ちたいんでしょう。
昔の車の「TWINCAM16VALVE」や「DOHC」のステッカーに近いんでしょうか。

こちらにはローレットが付いてません(2017年4月現在の商品)。あればちょっといいかなレベルなんで大丈夫です。

【購入の前に確認して欲しいこと】

レンズはそれぞれ大きさが違います。
なので保護フィルターもそれぞれ大きさが違います。
レンズの硝子面を見ると


↑こんな感じで文字がプリントされてます。コレはキヤノン製のレンズ。
写真上部の「Φ67mm」がレンズ径、つまり大きさです。


↑こちらの「35mm」はレンズの「焦点距離」なので間違わないようにしてください。


↑「24-105mm」もレンズ径ではなく「焦点距離」です。

ただ、ココを見てもレンズ径がプリントされてないレンズもあります。
その際はレンズの説明書をみるか、
レンズキャップの裏側を見るとだいたい書いてます。


↑レンズキャップの裏側。コレだとレンズ径が43mmです。

あ、レンズ保護フィルターを取り付けてもレンズキャップは付きます。
(メーカーによってはちょっとキャップが浮くのもあるかも。)

もうひとつ確認して欲しいのは、
「レンズの先にネジが切ってあるかどうか」です。

まずココは大丈夫だと思いますが念のため見て下さい。

そして、
先に書いた

3.レンズ(カメラ)を落としちゃった時にレンズを守ってくれる。

ですが、この意味でも付けて欲しいのが「レンズフード」です。


↑左のヤツが「レンズフード」


↑取り付けるとこんな感じ。撮影時はこの状態で撮ってください。

※撮影の時は上の写真の様に取り付けてください。
保管時はこのフードを逆に付けて収納できるんですけど、
その収納状態で撮影している方も多いです。

↑レンズフード収納時。
コレは保管時かバッグに入れての移動時にしてください。
EF24-105mm F4L IS USMの赤い帯が取れたら、なんか、ダースベイダーみたい。

レンズフードはレンズを買うと付いてくるのもあるんですけど、
付いて来ないレンズもあります。(付いてこなくてもあとで買えます。)

ただコレもレンズには必須だと思ってます。

レンズ(カメラ)を地面に落とした時にこのレンズフードがクッションになってくれてレンズが助かる場合もあります。

※ぶつけた時や落とした際にダメージがないように見える場合ほど、見えない中の部分にダメージがある場合があるようですので、「モーターの音が大きいな」「オートフォーカスが遅いな」などの症状があればメーカーに問い合わせましょう。

こちらもレンズによって専用のモノやサイズがありますので、レンズの説明書やメーカーのHPで確認してください。

【最後に】

自分の場合、レンズ保護フィルターは持っているほぼ全てのレンズに付けています。(あまり使わないレンズでは他のレンズと併用もあり)
硝子面は汚れたら拭けばいいのですが、フィルターを付けてるとそれも容易。
拭いてる時間がなければ取り外してから撮ればOK。

保護フィルターに結構な傷が付いて撮影に影響が出るようでしたら簡単に買い替えも出来ます。

レンズと保護フィルターの相性なのか、取り付けが少しゆるい場合もあります。
なので、撮影の前に緩んでないか確認するクセを付けておくといいかも。

カメラ屋さん、家電屋さんのカメラコーナーで買えます。
ただ、ご紹介したメーカーの保護フィルターは青森の店頭で見ることはちょっと少なめですけど。

なので、自分はネットで買ってます。

ご紹介したのは3つですけど、他に色々あるんで探してください。

で、
レンズ保護フィルターの他に、
・NDフィルター
・PLフィルター
なんてのもありますが、コレも確かに保護はするんでしょうけど用途が違います。
間違わないようにしてください。

レンズフードはレンズ保護の目的の前に「撮影の際に(自分にとって)不要な光をレンズに入れない」という目的がありますが、詳しくはココで書きません。

あと、レンズフードを付けておくと不用意に硝子面を触ることも減りますし、
急に雨が降って来た時もレンズ面に雨が付きにくいです。
でも、大体のレンズは雨というか水に弱いので雨の中では使わないようにしましょう。

※レンズの中には何枚かのレンズが入っています。
レンズメーカーさんは光学性能のためになるべくレンズ1本の中のレンズの枚数を減らしているようです。

そこにレンズ保護フィルターを付けるのは光学的に少しマイナスになると思われます。
それが気になる方は付けない方がいいかも知れませんね。

今回はレンズ保護フィルターのご紹介とレンズフードのお話しでした。

今回はここまで。

次回は、
「撮った写真はピント合ってるのにファインダーでは合ってない?!」時のアレの記事の予定です。多分。

あおぞらフォト タッキーあいず

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